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JR東日本、東武鉄道、秩父鉄道が乗り入れている駅で、駅自体は秩父鉄道が管理しています。寄居駅を発着する本数は両者共に少なく特にJR東日本八高線は2時間間隔が開く時間帯があります。

東武鉄道側のトイレを取材しました。内装から見てトイレの部分だけ東武鉄道が管理している可能性があります。
男性トイレ🚹️
多機能トイレあり(男女共用1室)
★器具カラー/ペールホワイト(TOTO品番 #N11)

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洗面台はTOTOのL520(教えてくださった方ありがとうございます)を使用しています。蛇口はアクアオートでデパートとかでよく見かけるタイプです。オプションによっては洗面台一体型の液体石鹸が備わっているタイプもありますがこちらはなく、また市販の石鹸もありません。

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小便器は毎度おなじみTOTOのUS800CE(CoFiON fect仕様・黒マーク)を2台使用しています。手すりは手前側の1台に併設しています。このタイプはUS900系の1世代前のタイプで2002年頃から製造していますが、CoFiON fectのロゴは大体2005年頃まで青ロゴ、2005年頃以降は黒ロゴになります。青ロゴのタイプを中心にUS900系に交換される事例があるので本格的にそろそろ世代交代も始まるかもしれません。

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大便器個室は洋式1室のみ(個室が少し広い簡易多機能個室仕様?)で、TOTOのC480S(CoFiON fect仕様)を使用しています。便座は普通便座ですが、便器と色が異なり、色合いからアイボリー(TOTO品番 #54R)と思われます。東武鉄道では改修された駅トイレなどで温水洗浄便座が設置されているのですが、現存のトイレには設置しない傾向のようです。簡易多機能個室ということで手すりが設置されています。
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男性トイレの個室内にはベビーチェアが設置されています。

多機能トイレ♿️
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ドアはスライド式で、ごく普通のタイプです。
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洗面台はTOTOのL270D(CoFiON fect仕様)を使用しています。蛇口はアクアオートです。こちらも石鹸はありません。
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大便器はこちらもTOTOのC480S(恐らくCoFiON fect仕様)を使用しています。
便座はこちらも普通便座ですが、便座の色が異なり、こちらは便器と同じペールホワイトです。
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大便器横には小型洗面台(CoFiON fect仕様)と非常ボタンが設置されています。

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またオストメイト器具として汚物流し、TOTOのSK35が設置されています。汚物流しがある点についてはプラスですね。また前述の洗面台の横にパブリック式折りたたみシート(いわゆる多目的シート)が設置されています。

悪臭★☆☆☆☆
設備★★★☆☆
使いやすさ★★★★☆
混雑度★☆☆☆☆
快適度★★★☆☆
総合評価★★★☆☆

男性トイレの設備は駅トイレ標準装備でしたが、多機能トイレのオストメイト器具が充実していた点がプラス判定につながりました。多目的シートは赤ちゃんなど子供に限らずお年寄りなどの介護にも使える設備なので、ぜひとも多くの駅で普及すべきですね。汚物流しの存在についてもプラス評価です。